春といえば乗っ込みチヌ!産卵を備えて荒食いをするため数、型ともに期待できる時期です。昨年は始めたばかりで苦戦しましたが今回はまさかの爆釣でした

釣行データ

23:40 01:40 03:40 05:40 07:40 09:40 11:40 13:40 15:40 17:40 19:40 21:40 23:40 05:15 11:05 16:54 23:17 05:42 18:12
釣行日時 2022/03/30 5:50 ~
釣行場所 小佐ボート
潮回り 中潮
主なヒット時刻 ①6:15 ②8:30

ダンゴ配合データ

  • 米ぬか:30杯
  • 砂:15杯
  • アミエビ:2kg
  • オキアミ:少量
  • 細びきサナギ:2杯

※1杯は500mlカップ

試してみること

  1. 着底後テンションを抜き、ダンゴの割れを確認しない
  2. ガン玉の段打ち

今回の釣行では最も基本となる釣り方「ダンゴの中に餌を留めること」を意識します。

小佐ボートはチヌのかかり釣りとしては潮流がきつめと思います。波や風もあり、ボートが回転してしまうこともしばしば、そのような状況で餌を留めようと思えば重めにガン玉を打つ必要があります。

しかし大きなガン玉にはデメリットが多く

  • チヌに違和感を与える
  • ダンゴの割れを認識しにくい
  • 穂先が負ける
  • 根がかりする

このように厳しい海況だからとガン玉を単純に重くするわけにはいきません。まだ検証中なので細かい説明は別の機会としますが、今回試してみる2つのことは海況やポイントに応じた最適解を探るための実験です。

当日の仕掛け

かかり釣りの仕掛け

ちなみ仕掛けはこんな感じ。

かかり釣りとしては邪道ですがPEに慣れているので・・・。

PE特有のライントラブルを防ぐためにリーダーは1ヒロ。さらにリーダーが切れることを防ぐためにサルカンを用いてハリスに繋いでいます。変態ですね。

ちなみに穂先から5番目までのガイドは筏用のミニクロガイドですがそれ以降はPE用のチタントルザイトに変更しています。

ポイント到着後速攻で1枚ゲット

ポイントからの風景

画質悪くて申し訳ないですが、こんな感じでめちゃくちゃ穏やかでした。こんな穏やかな日は1年のうちに片手で数えるほどしかないと思います。

これは期待できると思い早速ダンゴに包まずにボケを落とし込んでみます。

まずは1.5号+Bのガン玉で落としてみましたが着底時にラインが30度くらいになりました。波はありませんが流れは結構あるようですね。

置き竿で放置しつつダンゴを複数投入し場を整えます。

「・・・。」

残念ながら落とし込みでは何の反応もないので、続いてオキアミをダンゴに包んで投入。ここからが本番です。

ちなみに落とし込んで釣れたことは一度もない!

ちたまん

着底後にラインにテンションを掛けます。ただし抜けないように弱めです。

3秒ほどたつと若干穂先が軽くなり、潮に押されるように向きが変わります。波が無いのでとても分かりやすいです。今日は0.8号を付ける必要はなさそうですね。

潮流に乗るように竿を1mほどスライド・・・

ここで一度停止!様子を見ます・・・。

スッ

穂先が少し引き込まれます。ここで合わせるのもアリでしょうが、日ごろから船の回転や波で騙されているので、これに合わせる癖がつくと回転などの騙しで合わせてしまうので無視して付いていきます。チヌに合わせは不要という先人の言葉を信じます。

あくまでも穂先のテンションを保つように保つように・・・

すると・・・。

スッ

シュンッ!

一気に水中に竿が持ってかれたので、反射的に合わせるとしっかり乗りました!

下方向にゴンゴンと引く特有の引き!これは本命間違いなし!

そんなわけで開始早々あっさりと1枚目をゲット。サイズは30オーバーくらいです。

2枚目もすぐに来た

飲まれてしまったので念のため針を交換。慌てずに慎重に。まずは空ダンゴを投入し、落ち着いて針を交換します。

そして投入!

「・・・」

さすがに連荘はないかー。

なんの反応もないです。

てか潮きつくなった?先よりラインの浮き上がりが強い気がする?

回収して仕掛けを見てみると

おっと。下側のガン玉をつけ忘れました。

先ほどは上に5B、下にBを付けていたのですがBの方を付けていなかったです。

一般的には針だけ交換しますが、僕の仕掛けではハリスごと交換です。そのため下側のガン玉だけつけ忘れすることがあります。

と、いうことでガン玉を取り付けて再投入

スッ

スッ

スッ

スー

「おりゃあ!」

穂先が突っ込むほどではありませんでしたが、合わせずにはいられない!

そして乗った!

と、いうわけで早々2枚目ゲット!やっぱりサイズは30cm前半。

そこで大将が様子を見に来たので

2枚の釣果と絶好調を示すためにピースサインw

そこからも調子よく釣れ続けました数枚追加。餌はボケとオキアミどちらでも問題なく釣れました。

潮がきつくなりアタリが止まる

しかし7時半前に当たりが止まります。

流れもきつくなって5B+3Bでもすぐに浮いてしまいます。

このような時はラインを送り込むのも手ですが、経験的にこの速さでは釣れたことが無いので休憩します。

休憩中も空ダンゴは投入し続けます。

時々餌を付けて様子をみますが、基本おにぎりを食べながらまったりw

1時間ほどすると潮が緩みだした

そして8時半ごろ

再度投入すると、すこし潮が緩んだようでダンゴがあまり流されずに落ちていきます。

割れを確認し、流れに合わせて竿をスライドしていくと・・・

ズボッ!

前触れなく一気に引き込まれました!

まだ釣れるようです。

さらに餌を交換して再投入。すると連荘!

しかしここでピタリとアタリがなくなります。

干潮前後の時合いを狙ってもよいですが、釣果的には満足なのでいっかな

というわけで9時30分に納竿。異例の早上がりw

MEMO

ダンゴが余り過ぎたので、そばで釣っていた方の潮上に投げ込んできました。近くでやっていたのにそちらの方は全く反応が内容でした。不思議です・・・

最大36cmとサイズには不満が残りました

チヌ36cm

最終的に11枚釣りあげて、小さいサイズで針を飲まなかった2枚をリリース。

すべて30cm~36㎝の範囲でした。せめて40cmを1枚欲しかったですが数が釣れらので良しとしておきます。

持ち帰ったチヌたち

腹パンパンw

ちたまん

よく肥えているね。おいしそー

ツン子

刺身、塩焼き、鯛スープ、鯛茶漬けに塩釜焼・・・
なにやっても絶対うまいね!

ちたまん

この時期は産卵前の荒食いでどのチヌもよく肥えています。数も釣れて味も最高!今回はありませんでしたが、年無しと出会える確率も高い!4月が本番なので来月もチャレンジしたいと思います。