前から気になっていたかかり釣りに行ってきました。何もかもが初めてですが運も味方して何とかキャッチできました。

釣行データ

00:00 02:00 04:00 06:00 08:00 10:00 12:00 14:00 16:00 18:00 20:00 22:00 01:20 07:32 13:38 19:44 06:01 18:01
釣行日時 2021/3/16 6:15 ~
釣行場所 小佐ボート
潮回り 中潮
主なヒット時刻 ① 8:50
かかり釣りとは?

船や筏などをイカリで固定した状態で行う釣りの総称です。チヌ(黒鯛)狙いの場合、ダンゴを使った釣りのことを指します。ようするに海上での紀州釣り。さらに分類して筏で行う場合を「筏釣り」。ボートで行う場合を「カセ釣り」と言います。

知多半島には筏が無いです。というか知多半島内では小佐ボートさんにお世話になるしか選択肢がないです。それ以外だと三重か浜名湖まで行くしかないです。

知多半島では気軽にやれる釣りではないので、気になってはいつつも中々始められなかったわけですが、冒頭に書いた通り初釣行にてチヌを釣りあげることは出来ました。こんなに嬉しいことは無いですよね。

半信半疑ながらダンゴを落とし続けていると、ラインが小さく引き込まれました。その引きに合わせて送り込んでいくと唐突に大きく引き込まれ反射的に合わせたところ釣れたという感じです。

この釣りをするために専用の道具揃えて、大量のダンゴを用意しました。正直初めはかなりのコストがかかります。そのような状態で本当に釣れるのかと不安でしたが釣れました。釣れた瞬間は脚がガクガクと震えました。

残念ながらそれ以降は釣れませんでしたが、何もかも初めてだったため色々と勉強になった釣りでした

チヌのかかり釣りに行って分かったこと

実際に釣行することで、以下の3点について気付きがありました

  • バッカンのサイズ
  • ダンゴの重要性
  • レシピの管理

バッカンは大きいほうが良い

僕は元々36cmのバッカンを持っていましたが、40cmのバッカンを新調して持っていきました。これは先人達のアドバイスに従った形です。

さて半日でダンゴのベース材を6kgほど使用します。さらにここに追加で集魚剤等が1~2kg入ります。この量は36cmのバッカンでも余裕で入ります。

おいおい、36cmで十分じゃねーか。
騙された。あいつらマルキューの回し者かよ。
(買ったのはマルキューのバッカンじゃないけど

ちたまん

な~んて悪態ついていたわけですが、実際に釣り場でダンゴを混ぜて気づきました

ダンゴ混ぜるのクッソだるい。かなり力が要ります。そして必要な力の量は高さに比例して増加します。つまりダンゴがバッカンに収まるかどうかは重要ではなく、混ぜやすいように大きなバッカンを選ぶべきといことです。

先人の教えには確かな意味がある。マジ感謝!

ちたまん

調子えーなぁ・・・・

ツン子

まあでも半日なら36cmでも可能です。筋力に自信があれば無理に買い足すほどでないですよ。まだ用意していないなら迷わず40cmを買いましょう

MEMO

バッカンのお仕事重要度は「混ぜる>運ぶ」。ダンゴの混ぜ易さで選ぼう。

きちんとダンゴが作れないと成立しない

いやほんと。ダンゴ作りが命ですね。ただし、秘伝のレシピとか特効の集魚剤があるとかそういう話ではないです。

水の量と固さ

これですね。これがどの程度が良いのか見当がつかずかなり苦戦しました。ネットで調べた情報を元に見た目良さそうな水分量にしたのですが、ダンゴの割れをまったく捉えられません。どうやら潮の流れが一般的な筏釣りに比べてかなり速いようです。

そこでしこたま握ってガチガチにしてみたところ、やっとわずかな時間ですが竿にダンゴの重みを感じることができました。釣りあげたのはちょうどそのあたりを試行錯誤していた時ですね。

釣り場や状況に合わせてダンゴの調整が必要ってことね

ツン子

その後水分を増やしてみて、全く割れないダンゴというものも作ってみました。水の量でここまで変わるとは驚きです。そして調整の難しさとダンゴ作りの奥深さを知りました。

再現性の高いレシピを作る

そんなわけで初心者が感覚に頼ってダンゴを作るのは危険。うまくいった状態を再現できるようにきちんとしたレシピが必要ですね。

チヌパワーを半分

こういうのはNG。集魚剤の袋から半分いれるってかなり難しいです。なので「重さ」で管理するか「1カップ」みたいに再現しやすい方法を取るべきですね。

重量を計るのは面倒なので、専用のカップを用意してカップ数で管理するのが良さそうですね。

ダンゴベースは米糠で自作したい

様々なことが分かった今回の釣行ですが、テクニック面は数をこなすしかありません。そこで問題になるのがコスト

今回は市販品のベース材を使用しましたが、これが中々に高額で1回分が800円ほどします。ここにさらに集魚剤やオキアミを追加していくとダンゴだけで2,000円ほど使ってしまいます。これは厳しい。

そこで米糠を使った通称「ヌカダンゴ」を自作したいと思います。米糠は精米機で無料で手に入りますし、砂も大きな声で言えませんが海岸から借りれます。追加の集魚剤も工夫して最小限にすれば500円くらいでダンゴ作れそうです。

これについては近いうちに記事にしたいと思います。